20-21シーズンプレミアリーグ第4節までのベストイレブン (MF・FW編)
皆さんこんにちは。蒼です。
前回に続き、20-21プレミアリーグ第4節までのベストイレブンを発表していきたいと思います。前半のGK・DF編をまだ見ていない方はそちらも見てくださると嬉しいです。
それではMF・FW編をお楽しみください。
まずはMFです。
セントラルハーフには
アストン・ヴィラからジョン・マギン、
エバートンからアランを選びました。
どちらも無敗のチームを支えているプレイヤーです。2人に共通しているのは持ち前の豊富な運動量で献身的なハードワークをこなせる点です。より攻撃的な前者は、ここまで1ゴール3アシストを記録。リバプール戦では、CKからのクリアボールをダイレクトボレーでゴール。さらに広大なスペースを見つけるや否や丁寧なスルーパスでグリーリッシュの得点を演出するなどの活躍を見せました。
後者は今シーズン、ナポリから加入したブラジル人のボランチです。激しいプレミアリーグへの適応に戸惑いも無く、開幕戦からセカンドボールの回収、インターセプト、タックルなどで持ち味を発揮し、アンチェロッティ監督の期待に応えています。
両ワイドには
ジャック・グリーリッシュ(アストン・ヴィラ)を選びました。ハメスは今夏レアル・マドリーから加入し、アンチェロッティ率いるクラブでプレーするのはエバートンで3クラブ目になります。ハメス本人も「ここ(エバートン)を選んだ大きなポイントはアンチェロッティがいたから」と語るほど2人の信頼関係が
厚いという事が分かりますね。ハメスは開幕から右ウイングのポジションを確保し、2節のWBA戦でプレミア初ゴールを記録。4節ブライトン戦では2ゴール1アシストの活躍で早くも数字に直結する仕事をしています。
グリーリッシュは攻撃の要としてヴィラを残留に導いた昨シーズンと同様、主にファイナルサードにおいて非常に重要な役割を担っています。チームメイトはボールを失わず決定的なパスが出せるグリーリッシュを信頼して、迷わずボールを預け、そこからスペースに走り出します。リバプールから7点を奪ったヴィラの攻撃の中心にいたのは彼でした。新加入のワトキンスやバークリーとの相性も良く感じたので、ここからどこまで連勝記録を伸ばせるかは彼のクリエイティビティにかかっているでしょう。
続いてFWです。
1人目な間違いなく彼でしょう。
エバートンのドミニク・カルバート=ルーウィンです。開幕戦はスパーズ相手にヘディングで決勝点を奪い、2節ではキャリア初のハットトリックを記録。勢いは止まらず3節と4節でも1点ずつ得点を重ね、4試合で6ゴールというハイペースぶり。カラバオ杯でもウェストハム相手にハットトリックを達成するなど序盤の彼はまさしくアンストッパブルです。この活躍がガレス・サウスゲイトの目にも留まり、フル代表に招集されました。この調子を維持できれば、リーグ得点王も十分狙えるでしょう。
開幕戦こそノーゴールでしたが、2節では圧巻の4ゴール。4節でもユナイテッドのアウェイゲームで2ゴールと得点能力に磨きがかかっています。特にここまでで記録した6点のうち5点がハリー・ケインのアシストということで、大エースとの相性の良さも伺えます。
前半と後半をまとめるとこのようなメンバーになりました。
Formation : 4-4-2
GK
DF
タリク・ランプティ(ブライトン)
タイロンミングス(アストン・ヴィラ)
ティモシー・カスターニュ(レスター)
MF
ジョン・マギン(アストン・ヴィラ)
アラン(エバートン)
ジャック・グリーリッシュ(アストン・ヴィラ)
FW
ドミニク・カルバート=ルーウィン(エバートン)
必然と言えば必然ですが、4節を終えて全勝中のエバートン、アストン・ヴィラから多く選出される事になりました。この2クラブが5節からどんな戦いぶりを見せてくれるか楽しみですね。また、思ったスタートを切らなかったビッグ6の巻き返しにも目が離せないでしょう。
いかがだったでしょうか。
このようにプレミアリーグはもちろん、今後はチェルシーについてもダラダラと書き連ねていく予定ですので、よろしくお願いします。
20-21プレミアリーグ第4節までのベストイレブン (GK・DF編)
皆さんこんにちは。蒼です。
約3ヶ月のロックダウンを経て、19-20シーズンが7月末に終了。あっという間に開幕した20-21シーズンも第4節まで消化し、代表ウィークに突入しています。
そんな中で、代表ウィークという区切りが付いた第4節までのベストイレブンを決めてみようと思ったのが今回の企画の発端であります。長くなりそうなので、前半(GK・DF編)と後半(MF・FW編)に分けて発表したいと思います。
まずは第4節までの順位表をご覧ください。
昨シーズントップ4のリバプール、シティ、ユナイテッド、チェルシーが早くも黒星を喫した中、無傷で連勝を4つに伸ばしているのがアンチェロッティ率いるエバートンです。2位には1試合未消化ながら衝撃的なスコアでリバプールを撃破したアストン・ヴィラが続きます。逆に昨シーズン躍進したシェフィールドUや、バーンリー、昇格組のフラムなどは開幕4連敗と厳しいスタートに。
それでは本題のベストイレブンを発表しましょう。
まずはゴールキーパー。
私が選んだのは、今夏アーセナルからアストン・ヴィラに加入したエミリアーノ・マルティネスです。移籍後初出場となったシェフィールドU戦ではいきなりPKストップ。続くフラム戦でもクリーンシートを達成し、リバプール戦では2失点はしたものの好セーブで流れを引き寄せた。3連勝スタートという結果は彼の貢献を抜きには語れないでしょう。
続いてセンターバック。
タイロン・ミングス(アストン・ヴィラ)です。
共にレフティの選出となってしまいましたが、前者はリールから約3000万ユーロで加入した22歳の選手です。ボディコンタクトの強さや、対人守備で期待通りの活躍。早くもCKからゴールも決めています。後者のミングスはシュートブロックがとても上手いCBです。GKのマルティネスと共にヴィラの最終ラインを支え3試合の内2試合でクリーンシート。イングランド代表にも引き続き招集されています。
右にタリク・ランプティ(ブライトン)、
左にティモシー・カスターニュ(レスター)です。
ランプティは昨シーズンの冬に加入し、徐々に出番を増やしていくと、今シーズンは開幕から4戦連続スタメン。加速力抜群のスピードと、繊細なプレーを可能にするアジリティとテクニックを備える小兵は2節と3節には得意のドリブルからPKを獲得する活躍を見せ、アンダーカテゴリーのイングランド代表に招集されています。カスターニュは左で選んだのですが、ここまでの主戦場は右SB/右WBです。攻撃センスに長けていて早くもゴールやアシストを記録。長らく欠場しているリカルド・ペレイラが復帰した後の起用法にも注目が集まるでしょう。
いかがだったでしょうか。
MFとFW編もこのような形で発表させていただきたいと思います。最後までご覧いただきありがとうございました。